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ブライトリングの新しいトップタイム B31のサイズは38mm

ブライトリングがトップタイムを初めて発表したのは1964年のこと。スタイルに敏感な若年層をターゲットにしたエントリーレベルのクロノグラフとして設計されたモデルである。クラシックなナビタイマーやクロノマットと比べて、トップタイムは伝統的なクロノグラフに若々しくフレッシュなアプローチを加えたものだった。往年のトップタイムは、ポップカルチャーの歴史にも名を刻んでいる。映画『007/サンダーボール作戦(原題:Thunderball)』でショーン・コネリー(Sean Connery)演じるジェームズ・ボンドが、改造されたRef.2002を着用していたのだ。なおこれはQによって改造された最初の時計でもある。

トップタイムは当初、ブライトリングのなかでもデイリユースに適した、あまり“プロフェッショナル”でも“シリアス”でもないクロノグラフとして登場した。現在、そのトップタイムはクロノグラフではなくなったものの、新作トップタイム B31は、時刻表示のみに特化した38mmのシリーズとして、気軽な“デイリーウオッチ”というコンセプトに見事にフィットしている。白いTシャツにブルージーンズ(下記参照)を合わせれば、ブライトリングスーパーコピー 2025新作それで完成だ。

Breitling Top Time watch
新作トップタイム B31は、鮮やかなオレンジの秒針と拡大されたデイト表示を備え、ヴィンテージらしいプロポーションと現代的なデザインのバランスを巧みに取っている。メタリックなフォレストグリーン、刺激的なエレクトリックブルー、そして穏やかなホワイトとスカイブルーのツートーンという3色展開で、ステンレススティール製ブレスレット、またはパンチング加工のカーフスキンストラップから選べる。これはクラシックなレーシングスタイルへの明確なオマージュといえるだろう。

搭載されているのは、ブライトリング初の3針マニュファクチュールムーブメントであるCal.B31。4年の歳月をかけて開発され、COSC認定クロノメーターでありながら、約78時間のパワーリザーブとフリースプラングテンプによる高精度を実現している。その美しい機構は、サファイアクリスタル製のシースルーバック越しに鑑賞することができる。

Breitling Top Time blue dial

先週、私は少しくたびれたダイニングテーブルに座り、薄暗い照明のZoom通話越しにハリウッドスターでありブライトリング・スクワッドの新メンバーであるオースティン・バトラー(Austin Butler)氏と話をした。彼の照明環境はというと、まあこちらよりはるかに華やかだったことは言うまでもない。『エルヴィス(原題:Elvis)』『デューン 砂の惑星 PART2(原題:Dune: Part Two)』『ザ・バイクライダーズ(原題:The Bikeriders)』などの出演で知られるこの俳優は、新作トップタイム B31のキャンペーンの顔を務めているが、個人的にはこれ以上ないほどしっくりくる人選だと思っている。バトラー氏は肩肘張らないクールさを漂わせ、レッドカーペットの上でも外でも常に注目を集める存在だ。そして正直に言えば、いま彼に心を奪われている女性は少なくない。こちらも低画質の通話越しとはいえ、思わずときめきそうになるのをこらえるのに必死だった。

Austin Butler on a motorbike
クラシックなハリウッドスタイルに長年憧れを抱いてきたバトラー氏は、ポール・ニューマン(Paul Newman)、スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)、ジェームズ・ディーン(James Dean)、マーロン・ブランド(Marlon Brando)といったアイコンたちからインスピレーションを得ているという。「スティーブ・マックイーンがバイクに乗っている写真とか、彼の生き方そのものが好きなんだ。クラシックカーやバイク、レースに冒険的な人生...そういうのに引かれる」と語ってくれた。

そんな1960年代の映画スターのような、自然体で燻るような魅力と気負わない態度は、バトラー氏の時計選びにも表れている。「時計って日常生活に自然に溶け込むと、それだけでエフォートレス(無意識)な選択になると思う。いっぽうで、タキシードに合わせるような特別な場にふさわしい時計もある。時計にはそれぞれ個性があって、服と同じようにその人のスタイルや気分の延長線上にあるんだ」

Breitling Top Time on a strap
Breitling Top Time on wrist
CEOのジョージ・カーン(Georges Kern)氏は、超大物ハリウッドスターたちをブライトリングの仲間に迎え入れる手腕に長けている。これまでの著名なアンバサダーには、ブラッド・ピット(Brad Pitt)氏、シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)氏、アダム・ドライバー(Adam Driver)氏といった顔ぶれが並ぶ。もちろん、派手なセレブリティの起用に対して好意的でない時計愛好家も少なくないだろうが、バトラー氏はこの時計に対して、まさに完璧なポップカルチャー的文脈を与えている。率直に言って、これはブランドにとってロレックス OPの対抗馬となるモデルだ。

44mmのパイロットウォッチから異なる路線変更に伴い、よりシンプルで現代的な38mmのトップタイムにはそれにふさわしいセレブリティの存在が必要となる。いまをときめく若手ハリウッドスターがキャンペーンに登場することで、若年層の関心を引きつけることは間違いないだろう。オリジナルの登場から60年が経過した現在も、トップタイムの本質は変わっていない。よりスリムで、デザイン重視のタイムピースとして、次なる若い世代のためにつくられている。

Austin Butler wearing a Top Time
基本情報
ブランド: ブライトリング(Breitling)
モデル名: トップタイム B31(Top Time B31)
型番: AB3113A71C1A1(ブルー×ブレス)/AB3113A71C1X1(ブルー×カーフ)/AB3113171L1A1(グリーン×ブレス)/AB3113171L1X1(グリーン×カーフ)/AB3113281A1A1(ホワイト×ブレス)/AB3113281A1X1(ホワイト×カーフ)

直径: 38mm
厚さ: 10.3mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ホワイトのインナーリング付きブルー/ブラックのインナーリング付きグリーン/スカイブルーのインナーリング付きホワイト
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ブルー、グリーン、ベージュのレーシングスタイルパンチング加工カーフスキンストラップ(ピンバックルは20/18mm)またはステンレススティール製ブレスレット(フォールディングクラスプ)

ムーブメント情報
キャリバー: 大人気のブライトリング時計コピー マニュファクチュール B31
機能: 時・分表示、センターセコンド、拡大レンズ付き日付表示(クイックセッティング機能)
直径: 28.4mm
厚さ: 4.8mm
パワーリザーブ: 約78時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
クロノメーター: あり、COSC認定済み

価格 & 発売時期
価格: 81万9500円(ストラップ仕様)/86万9000円(ブレスレット仕様)、ともに税込み
発売時期: 発売中
限定: なし

長らく待ち望まれていたGMTモデルが、ついにドクサのラインナップに復活した。

これは驚きだ。ドクサについにGMTが戻ってきたのだ。Watches & Wonders 2025の開幕に先駆けてドクサは新作サブ 250T GMTを発表した。昨年登場した39mmサイズの愛らしいサブ 200Tに続く本作は、その雰囲気を踏襲しつつ、よりコンパクトなケースサイズ、多彩なカラーバリエーション、そして存在感のある第4の針を備えている。これにより、ふたつのタイムゾーンを同時に把握することが可能となった。

Doxa sub 250 gmt
2024年のサブ 200Tが39mm径だったのに対し、サブ 250T GMTは直径40mm、厚さ10.85mm、ラグトゥラグが42.9mmとなっている。ケースはステンレススティール(SS)製で250mの防水性能を備え、カラーは複数から選択可能だ。ブレスレットはスティール製の“ライスビーズ”ブレスレット、もしくはカラーに合わせたFKMラバーストラップのいずれかを選べる。

全9色のカラーバリエーションが用意されており、スーパーコピー 代金引換専門店どんな好みにも対応可能だ。プロフェッショナル、シャークハンター、シーランブラーといった定番カラーからホワイトパールやシーエメラルドといった新色までが並ぶなか、サブ 250T GMTにはひときわ異彩を放つモデルも存在する。それが“シャークハンター ヴィンテージ”だ。焼けた風合いの夜光、ブラウン系のグラデーションダイヤル、白い針、そして赤い先端を持つアロー型のGMT針を組み合わせた、ヴィンテージ顔の意欲作である。

Doxa sub 250 gmt
サブ 250T GMTのラインナップは左上から右へ、シーエメラルド、シーランブラー、ダイビングスター、アクアマリン、中央にシャークハンター ヴィンテージ、再び左下から右へシャークハンター、ホワイトパール、プロフェッショナル、そしてカリビアンという構成になっている。

このアロー型GMT針は、ほかの8モデルで採用されているスケルトン仕様の分針とは異なり、視認性とデザインの面でアレンジが加えられている。全体のデザインはダイバーズウォッチとしての文脈を踏まえつつ、ドクサならではの“無減圧潜水”ベゼルと、フランジ上に24時間表示スケールを備えている。

内部に搭載されるムーブメントは、セリタ製のSW330-2 GMT。GMT機能はCaller方式を採用しており、GMT針を単独で操作できる設計だ。パワーリザーブは50時間で、振動数は2万8800振動/時。このムーブメントは、長年親しまれてきたETA 2893 GMTの後継的な役割を担うものである。

9モデルすべてに共通して、価格はラバーストラップ仕様で2450ドル(日本円で約37万円)、SSブレスレット仕様で2490ドル(日本円で約37万5000円)からとなっている。いずれのストラップもフォールディングクラスプとウェットスーツ用エクステンションを備える。サブ 250T GMTは、ドクサ公式ウェブサイトおよび正規販売店にて販売中だ。

我々の考え
ファンサービスとも言えるし、単なるラインナップの拡張とも捉えられる。考え方はどうであれ、ドクサがまたしてもヒット作を世に送り出したことに疑いの余地はない。いまでは希少なコレクターズアイテムとなっている750T GMTをブランドが発表してから、すでに20年近い歳月が流れている。今回の新作は当時の45mmケースを備えた750T GMTよりもはるかにコンパクトで、昨年登場した200Tの流れを受けて多彩なカラーバリエーションも取り入れている。これがロレックスのように話題を独占する存在になるかは別として、あなたの嗜好に合うのであれば本作はドクサにとって重要な新作であり、200T(僕自身も実際に購入し、愛用している)の見事な後継機と評価できるだろう。

Doxa sub 250 gmt
ケースサイズが200Tに非常に近いため、装着感についても期待が持てる。そしてカラーバリエーションに関しては、ドクサが手を抜いたなどとは誰にも言えないはずだ。実に多彩な展開である。一方で個人的にいまひとつ気持ちが乗り切らない理由は、今回紹介されている8つの標準モデルに採用されている針のデザインにある。ただし来週ジュネーブで実機を確認するまでは、具体的な評価は控えたい。かつて750T GMTを気に入って購入を試みたことが何度かあったが、その際にもGMT針がスケルトン仕様の分針と同じ意匠であることに少々クセを感じていた。
機能的に問題があるわけではなく、視認性も決して悪くはない。ただ、読み取る際に少し頭を切り替える必要があるのは確かだ。この手のディテールは、やはり実物を手に取って確かめてみなければ最終的な判断はできない。なお、後日実機レビューも予定しているのでぜひ楽しみにしていて欲しい。

また、シャークハンター ヴィンテージのホワイトトーンやアロー型GMT針のシャープな印象は評価するが、僕はいまだにブラウン系の時計やダイヤルに魅力を感じたことがない。そしてドクサの時計には、たとえデスクにいるときでもどこかバカンス気分を感じさせてくれるカラーウェイを求めてしまうのだ。これは完全に主観的な話であるが、ドクサが豊富なカラーバリエーションを用意している理由もそこにあると思っている。スクリーン上で見る限りでは、カリビアンとホワイトパールは24時間スケールとのコントラストが効いていて、同じカラーを使った200Tよりも魅力的に映る。

Doxa sub 250 gmt
40mm径のこのトラベルウォッチは、価格帯として標準モデルであるサブ 300よりもやや下に位置づけられている。まあ確かに、サブ 200Tの1550ドル(日本円で約23万3000円)と比べれば大きなジャンプではある。ただし、その対価として新設計のケース(詳細スペックは下記参照)と、Caller GMT機能が得られる点は見逃せない。39mm径の200Tと比べて約1000ドルの価格差をどう捉えるか。それは最終的に、使い手の価値観に委ねられるだろう。

サブ GMTが、もともとニッチな存在であるドクサのなかでもさらにニッチな位置にあることは事実である。また、200Tでも多くの魅力はすでに享受できるという点にも異論はない。しかしトラベルウォッチに目がなく、200Tとサブ 300の50周年記念モデル(ダイビングスターおよびシーランブラー)を所有している自分としては、“ドクサのGMT”という発想そのものに強く引かれてしまうのだ。……つまり、またしてもカリブ海が呼んでいるということなのである。

来週のジュネーブからの続報をお楽しみに。

基本情報
ブランド: ドクサ(Doxa)
モデル名: サブ 205T GMT(Sub 205T GMT)

直径: 40mm
厚さ: 10.85mm
全長: 42.9mm
ケース素材: SS
文字盤色: 全9色(シーエメラルド、シーランブラー、ダイビングスター、アクアマリン、シャークハンター、ホワイトパール、プロフェッショナル、カリビアン、シャークハンター ヴィンテージ)
夜光: スーパールミノバ
防水性能: 250m
ストラップ/ブレスレット: “ライスビーズ”スタイルのSSブレスレットにはフォールディングクラスプとエクステンションを装備。ダイヤルカラーにマッチしたFKMラバーストラップには、同様にSS製フォールディングクラスプとダイビングスーツ用エクステンションが付属

Doxa sub 250 gmt
ムーブメント情報
キャリバー: セリタ SW330-2
機能: 時・分表示、センターセコンド、デイト表示、独立可動するGMT針
直径: 26.2mm
厚さ: 4.1mm
パワーリザーブ: 50時間以上
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 25
IWC スーパーコピー追加情報: Caller式のGMT機能を備えたスイス製自動巻ムーブメント

価格 & 発売時期
価格: ラバーストラップ 2450ドル(日本円で約37万円)/SSブレスレット仕様 2490ドル(日本円で約37万5000円)
発売時期: ドクサの正規販売店およびブランド公式ウェブサイトにて発売中
限定: なし

ウブロのパートナーシップによる、3度目のコラボレーションモデルだ。

ウブロはビッグ・バン メカ-10 アスペン・ワンを公開した。スキーリゾートグループ、アスペン・ワンとの長年にわたるパートナーシップから生まれた3作目の時計にふさわしい名称だ。冬季スポーツのスポンサーシップといえば、思い浮かべるのは特定のアスリートやイベントでありスキーや山の運営、ホテル、小売を統括する親会社ではないことから、これは確かに珍しいパートナーシップである。2019年から継続しているため実際のところ十分に成功しているのだろう。

Aspen Views
最後にスキーをしたのは10年前になるが、ウブロスーパーコピー 代金引換を激安この景色はなんとしても見てみたいものだ。

Snow League Winners and Shaun White and Natacha Lamour-Nahim
ショーン・ホワイト(Shaun White,)氏、ガオン・チョイ(Gaon Choi)氏、戸塚優斗氏、ウブロのナタチャ・ラムール-ナヒム(Natacha Lamour-Nahim)氏。

春が始まろうという日に、私はなぜスキーをテーマにした腕時計について執筆しているのか? ちょっと、季節外れでは? そう思われるかもしれない。実は今年、ウブロがこの地で開催されるショーン・ホワイトの新たな冬季スポーツ大会“スノーリーグ”のスポンサーになることを発表したのだ。そこで私は2週間前、ウブロに同行して自分の目でこのイベントを確かめるべく、飛行機に飛び乗った。もちろん、新発売のメカ-10を実際に見るためでもあった。リゾート内の山のひとつで少しでも時間を過ごせば、このパートナーシップがどれほど根づいているかはすぐにわかる。至るところにウブロ ビッグ・バンの壁掛け時計があるのだ。そして当然のことながら、スノーリーグのパートナーシップにおいて公式タイムキーパーを担うウブロは、イベントの最高総合得点者となった日本の戸塚優斗選手と韓国のガオン・チョイ選手に、クラシック・フュージョンを授与した。

1月のLVMH Watch Weekで発表されたばかりの42mm版のメカ-10は、コンパクトになった新バリエーションだ。一方、このアスペン・ワンの限定モデルは、それ以前からの45mmのケース径を踏襲している。このモデルには、ウブロらしい素材とカラーの大胆な組み合わせが反映されている。ケースにはマットブラックのセラミックを、ベゼルにはシャープな印象のホワイトセラミックを採用。ストラップはブラックのラバーライニングが施されたホワイトカーフスキン製で、ブラックのステッチがアクセントになっている。45mmのケースは、メカ-10のムーブメントをダイナミックに引き立てる。シルバーのテンプやパワーリザーブインジケーターと連動するリニアラックギアといった要素が、ブラックのブリッジと強いコントラストを成し、メカニズムの構造美を際立たせている。

Hublot Aspen One Meca-10 Soldier Shot
Meca-10 Aspen Side Shot
Meca-10 Clasp
バランスホイールといえば、このキャリバーには見過ごされがちな意外なディテールがある。バランスホイールは実は反転された状態でブリッジのひとつの上に配置されており、時計をつけたときに正面からしっかりと見ることができるのだ。ムーブメントにはごく小さな赤いアクセントも散りばめられており、いずれも手巻きムーブメントが備える約10日のパワーリザーブ表示と関連している。そしてこのモデルでもっとも明確にパートナーシップを象徴しているディテールが、12時位置のインデックスだ。かつて鉱山で栄えたアスペンの町のルーツに敬意を表し、この位置にはインデックスの代わりにシルバーカラーのアスペンリーフのロゴが配されている。このロゴはオーストリア出身のデザイナー、ヘルベルト・バイヤー(Herbert Bayer)によるデザインだ。

ビッグ・バン メカ-10 アスペン・ワンは、米国のウブロブティックで取り扱われるスペシャルエディションで、価格は376万2000円(税込)となっている。

我々の考え
本作は洗練された技巧をまとい、まさにウブロらしさ全開の仕上がりとなっている。ブラックのスケルトン仕様メカ-10キャリバーに、コントラストの効いたマットセラミック製ケースを組み合わせた構成が印象的だ。ウブロがひとつのモデルに2色の異なるセラミックを使った例は、正直なところ記憶にない。これまではセラミックにゴールドやチタンを組み合わせるのが一般的だった。このセラミック同士のコンビネーションは見事に機能しており、率直に言って今後の定番コレクションでもこうしたセラミック×セラミックの“フュージョン”をもっと試してほしいと思う。これは“ツートン”という概念に対して、新鮮かつ魅力的なアプローチだ。


Meca-10 Aspen Packaging
Meca-10 Caliber
このモデルに搭載されているのは、45mmモデルに採用しているメカ-10キャリバーだ。つまり、今年発表された42mmモデルに見られたような、手仕上げによる面取り、やや洗練された書体やディテールは採用されていない。とはいえ無骨さが際立つブリッジ構造や、パワーリザーブインジケーターディスクに使われた中抜きのステンシル体フォントといった特徴は健在で、このムーブメントならではの魅力である。自社製Cal.HUB1201は、ウブロのデザイン哲学にこれほどまでにマッチするという点で、私にとっては今なお最もお気に入りのムーブメントアーキテクチャのひとつだ。

Meca 10 Aspen Closeup
45mmのケースは、私の手首には少々大きすぎる(そろそろ本気で前腕の筋トレを始めるべきかもしれない)。ただアスペンで見かけた多くの人々のたくましい手首には、まるで最初からそこにあるかのようになじんでいた。ブランドロゴは控えめで、これがまた好ましいポイントだ。スキーリゾートの外でつけていても主張が強すぎて浮いてしまうようなことがないのがいい。同僚のマライカがかつて言っていたように、“ウブロはコラボが大好き”だ。アスペン・ワンと手を組んで、こうした特別な(なかには限定モデルも含む)エディションを展開したことには正直驚かされた。そしてこの地域にウブロの直営店がないにもかかわらず、不思議とこの取り組みには筋が通っている。スキーをしない人や、これまで一度もコロラドに行ったことがない人向けのモデルかと言われればおそらくそうではないだろう。しかしアスペンに頻繁に足を運ぶ人で、ゲレンデやアプレスキーの時間に気軽に楽しめる1本を探しているなら、間違いなく心引かれる時計だ。

基本情報
ブランド: ウブロ(Hublot)
モデル名: ビッグ・バン メカ-10 アスペン・ワン(Big Bang Meca-10 Aspen One)
型番: 414.CH.1120.VR.ASP25

直径: 45mm
厚さ: 15.95mm
ケース素材: ブラックセラミック、ホワイトセラミック製ベゼル
文字盤: スケルトンにブラックのブリッジ
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 100m
ウブロ時計コピー 代引きストラップ/ブレスレット: ホワイトのカーフスキンブラックラバーライニングストラップ、ブラックラバーストラップ付属

ムーブメント情報
キャリバー: 自社製HUB1201
機能: 時・分表示、スモールセコンド、パワーリザーブインジケーター
パワーリザーブ: 約10日間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 24

価格 & 発売時期
価格: 376万2000円(税込)
発売時期: ウブロ米国ブティックおよびウブロ公式ECサイト
限定: なし、ただしスペシャルエディション

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